
何人かにすすめられ…見てきました。
感想としては、
予想以下でも以上でもないって感じですね。
レミゼはとりあえず曲がいいので、それでOKってとこもあるし。
初っ端、ジャジャ〜ンジャジャ〜ン♪と始まるだけで
お〜始まる始まる♪となる。
-----以下ネタバレ危険
で、なぜ、気持ちがあんまり盛り上がらないかというと
私的に盛り上がる役者がいなかったというのが大きいです。
たとえば、
レミゼで重要な脇役 テナルディエ
この役者次第で全体にかなり影響を与えるんだけど
今回のサシャ バロン コーエン
この人はいわゆる「おバカ映画」のコメディ役者だから
それが吉と出るか…凶と出るか…と思ったんだけど
案外おとなしくて、面白くなかった。
メジャー映画出演で緊張して力を出しきれなかったのかな。
それに伴ってマダムテナルディエのヘレナ ボナム カーターも
さすがのキャスティング!と思ったんだけど、期待ほどじゃなかった。
ジャン バルジャンのヒュー氏は最初のシーンのために
15Kgの減量をしたとどこかで読んだけど、たしかに誰かわかんないほどの痩せっぷり。
しかし、顔ちっさいな〜
彼はもともとミュージカル俳優だから、歌はOK。
もっとミュージカル映画もやってほしいです。
ジャベール役者は、もっと神経質な感じが好み。
どでーんとしていられては、緊張感に欠ける。
マリウスもいまいちだな。アンジョルラス役者のほうがよかった。
子役は上手でした。
さすがメジャー映画だよね〜
しかも、リトルコゼットがこのいつものポスターの子とそっくり。

あと、俯瞰の映像が多かったけど、なにか意図があるんでしょうね
高所恐怖症の人は見るのいやかも…
そして、最初の方の
バルジャンが仮釈放状を破り捨ててバラまいたあと
バーーーンと俯瞰になって紙片がパラパラと…なんかハリーポッターみたいで
いかがなものか…と思ってしまった。
今回、この映画を見て
「やっぱり舞台のほうがいい」というのが最終的な感想です。
わくわく感がぜんぜん違う。
こんだけ金かけて映画にしてくれて、細かいとこまでよくわかったのはよかったけどね。
日本の舞台の役者はこれからやりにくくなるかもね〜
そういえば、コゼットのアマンダ セイフライド
歌うときのおでこのシワがむっちゃ気になりました。
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by shougun56
| 2013-01-07 01:21
| 映画